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花と人とのかかわりは 原始の昔にさかのぼりますが
花が生活とつながる文化的価値をもつようになったのは
山紫水明の地 京都に都が建てられてからであり
日本独特の「いけばな」という芸術が生まれ
自然と深く結びつきながら変遷を重ねてきました
明治・大正・昭和・平成へと幾多の激変を遂げた今世紀
美的価値観の多様化 住空間の変化にともない
500余年の歴史をもつ華道も
新世紀へ向かって歩むべき道を模索しています
20世紀が幕を閉じ 21世紀の扉が開こうとする今日
華道発祥の地として伝統を背負う京都において
「いけばな」の伝統の継承と新しい伝統美の創造をめざし
『花のかけ橋』をテーマにいけばな展を開催します
家元と新世代の21世紀へのメッセージを存分にお楽しみください
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